契約書の入力もリース判定もAIで　マネーフォワード、リーガルテック協会に加盟

契約業務のAI化を先行して展開

　マネーフォワードは2025年6月、法律・法務分野におけるテクノロジー活用を推進する業界団体「AIリーガルテック協会」へ加入した。同社は2021年より、契約業務をワンストップで管理できる「マネーフォワード クラウド契約」を提供しており、法務相談から契約書作成、承認、締結、保管・検索までの工程を一つのプラットフォーム上で完結させるサービスを提供してきた。

GPT-4oやOCRを活用した新機能も

　2024年には生成AI「GPT-4o」を用いた自動入力機能を提供。2025年3月にはAI-OCR（人工知能技術を取り入れた光学文字認識機能）による一括アップロード機能、6月には新リース会計基準に対応した「AIリース判定機能」の提供も開始している。

　同社は今回の協会加入を機に、AIを活用したリーガルテックの普及と業務効率化をさらに推進し、質の高いサービス提供とユーザー体験の向上を図るとしている。