- 2008/08/05 掲載
日本IBM、データセンターに最適化された大型ラック型x86サーバーの新ブランド「IBM iDataPlex」
IBM iDataPlexは、IBMのx86サーバーである「IBM System x」、ならびにブレードサーバー「IBM BladeCenter」に次ぐ、新たなx86サーバーブランドとなる。データセンター最適化のための製品・ソリューションを提唱する「New Enterprise Data Center」のもと、超大規模のスケールアウト・ソリューションを実現する製品で、大規模な単一アプリケーション処理向けに特化し設計されているという。
電源ユニットや冷却ファンといった部品を専用シャーシ間で共有させシステムの冗長性を排除することで、従来のx86サーバーに比べ1ラックあたりの集積率を2倍、消費電力を2割削減など、システム効率の向上を実現している。1システムに最大84個のIBMが独自に設計したノードを搭載。1ノードには最大8コアのインテル製CPUが搭載可能で、1システムあたり最大672コアまで拡張できる。
出荷時は100Uの専用ラックにサーバーノード2Uおよびフレックスノード2U~3Uへ必要コンポーネントを組み込んだ完成品として向上より直接出荷される。価格は3,990万円(税込、標準的な構成例:dx340 42ノード、ネットワーク・スイッチなど設置済みの1ラックあたりの価格)。
搭載CPUはXeonデュアルコアまたはクアッドコアなど。サポートするOSは、Windows Server 2003 R2、RedHat Enterprise Linuxなど。
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