- 2008/08/27 掲載
月桂冠、業務プロセスを大幅刷新、SAP ERP6.0など導入
同社は、約20年間、基幹業務システムに汎用機を使用してきた。しかし、システムは複雑化、老朽化の解消、各システムの連携などが課題となっていた。在庫や原価管理は、リアルタイムな状況把握と、必要なときに適切なアクションを取れる体制の構築を検討していたという。
システムを選定するにあたり重視されたのは、すべての機能を統合データベースで実現、システムの機能に合わせて業務改革を推進できる点だった。最終的に複数社の中からSAPを導入するに至ったという。システム導入は、テクノスジャパンが担当する。
同プロジェクトを進行するにあたり、月桂冠は、約30名のプロジェクトチームを結成。システム構築と並行して、テクノスジャパンと業務プロセスの改革も推進していく。新システムの構築完了後には、決算・収益・原価・品質・物流などのデータを日常的にリアルタイムで把握できるようになり、業務効率の向上、内部統制やコンプライアンス強化などの効果が見込まれる。さらに、在庫削減、原価調整などに取り組み、経営力強化を図る。
関連コンテンツ
PR
PR
PR