- 2008/08/27 掲載
【ERP市場調査】2007年ERP市場は日本版SOX法関連で大幅増
業種別のERP投資額の構成比は、製造が58.0%、流通が14.2%、運輸/サービスが8.6%となり、製造に比べ導入が遅れていた業種での、導入が進んだという。ERPパッケージの機能別売上では、財務会計が44.4%、人事給与が22.9%だった。また、従来では自社開発していた生産管理や販売管理といった領域でも、ERPパッケージを活用する動きが出てきているという。
今後の動向について、IDCでは、大手企業向けは新規案件の獲得が困難になり、リプレースが中心になっていくとしている。また、機能別では、「財務会計や人事給与といった機能は、製品の統廃合が進み、中長期的には、有力な数社に絞られる可能性がある」(IDC Japan ソフトウェアグループマネージャ 赤城知子氏)としている。2012年までの成長率は、毎年4.3%で成長し、2012年の同市場の市場規模は、1,022億円に達するとみている。
![]() |
国内ERPソリューション市場 2007年の分析と2008年~2012年の予測
|
関連コンテンツ
PR
PR
PR