• 2026/01/29 掲載

三菱UFJフィナンシャル・グループ「AI行員」導入、20の業務領域へ配置

AIが状況を自ら判断して社内問い合わせ対応など20業務を処理、組織全体のAI活用推進

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三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は生成AIを活用した「AI行員」の導入を2026年1月から順次開始すると発表した。AIが状況を自ら判断して社内問い合わせ対応など20業務を処理し、人間の業務負荷を軽減すると位置づける取り組みである。今回の導入は昨年11月のOpenAIとの戦略的提携発表に基づく、社内AI基盤の高度化と組織全体のAI活用推進戦略の一環として進められている。
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(画像:ビジネス+IT)
三菱UFJフィナンシャル・グループは、生成AIを「AI行員」として社内の人間業務を支援する仕組みを2026年1月から段階的に実装している。AI行員は状況に応じて自律的に作業し、新入社員や中途社員からの問い合わせ対応など20に及ぶ業務領域に適用される予定である。これらは人間の判断を補助し、文書作成支援や情報整理といった定型業務の効率化を図ることが目的とされている。

この取り組みは、同社が全社的にAI活用を進める戦略に基づいている。2025年11月にOpenAIとの戦略提携を発表、ChatGPT Enterpriseの全行員向け利用を含むAI活用にはじまり、社内文書作成・調査対応・顧客対応・分析業務など幅広い領域で効率化と高度化を図る方針が明記されている。これにより行員一人ひとりが付加価値の高い判断や顧客対応に注力できる環境を整えることが狙いだ。

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三菱UFJとOpenAIの戦略的提携(図版:ビジネス+IT)

社内には行内専用AI基盤「AI-bow」など既存の生成AIツールが導入され、数万人規模の行員が利用している。AI行員の導入はこうした基盤をさらに進化させ、ドラフト作成や要約、社内検索など幅広いユースケースに対応することで日常業務の初動を短縮する効果が期待されている。AIが生成したアウトプットについては、人間が最終承認・検証を行う運用方針を維持することが強調されている。

MUFGはAI行員の導入によって生産性向上と社内のAIネイティブ化を図るとともに、AI活用を組織文化として根付かせる姿勢を示している。この動きは国内金融業界全体でのAI活用競争が加速する中での先進的な取り組みとしても注目される。

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