- 2026/02/13 掲載
Google 推論特化型AI「Gemini 3 Deep Think」を大幅刷新、数学オリンピックレベルの推論能力
数学研究エージェント「Aletheia(アレテイア)」も開発、国際数学オリンピックレベルの問題解決へ
実務的な新機能として、手書きのスケッチ画像を解析し、3Dプリンターで出力可能な3Dモデルデータに変換する機能が公開された 。Deep Thinkは描画された図面を分析して複雑な形状をモデル化し、物理的なオブジェクトの製造に必要なファイルを自律的に生成する 。これにより、研究者が実験器具や部品の設計を行う際、ラフなアイデアを即座に物理的な形に変換することが可能となり、設計および開発プロセスの加速が期待される 。実際にGoogleのデバイス部門では、物理コンポーネントの設計加速に向けたテストが行われている。
性能評価(ベンチマーク)においても、Deep Thinkは複数の指標で記録的なスコアを達成した 。難易度の高い推論ベンチマーク「ARC-AGI-2」で84.6%を記録したほか、現代の最先端モデルの限界をテストするために設計された「Humanity's Last Exam」においても48.4%という新基準を打ち立てた 。また、Google DeepMindはこの技術を基盤とした数学研究エージェント「Aletheia(アレテイア)」を開発し、国際数学オリンピックレベルの問題解決のみならず、実際の学術研究における未解決問題の証明や論文生成に自律的に成功したことも明らかにしている。
今回のアップデート版は、個人向けの有料サブスクリプション「Google AI Ultra」の契約者向けにGeminiアプリ内で即日提供が開始された。また、企業や研究者向けにはGemini APIを通じた早期アクセスプログラムも用意されており、今後、専門的な研究開発現場での導入検証が進められる見通しだ。
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