なぜ今、人事がAIに賭けるべきなのか?「セキュリティ不安」を超える成功の5ステップ
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「人が回す前提」で限界を迎えた人事オペレーション
この「自律性」こそが人事を手作業から解放し、ビジネスを牽引する戦略的パートナーへと変える鍵となるが、AIに自律性を持たせることは新たな経営リスクと表裏一体でもある。
IBM Institute for Business Valueの調査によれば、経営幹部が抱く懸念のトップは技術そのものではない。「データの来歴(リネージュ)への不安」が61%、「データ・セキュリティへの不安」が57%と、ガバナンスへの不信が導入の最大の障壁となっている。
だが、調査データはこの障壁を越えた先に明確な勝機があることを示している。倫理を重視し、透明性の高いガバナンスを構築した組織は、そうでない企業と比較して「収益成長率で27%も上回る」可能性が高いのだ。つまり、「責任あるAI」への投資は、単なる守りではなく、企業の競争力を決定づける「最強の成長エンジン」となる。
では、セキュリティリスクを完全にコントロール下におきながら、このリターンを確実にするにはどうすべきか。ビジネス戦略との連動からデータの特定、運用モデルの刷新まで、リーダーが踏むべき「5つの導入ステップ」を以下に公開する。