• 2008/12/08 掲載

【国内サーバ市場調査】サーバシェア、富士通とIBMが入れ替わり

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IDC Japanは、2008年第3四半期の国内サーバ市場の市場規模を発表した。
 IDCの発表によると市場規模は1,473億円で、前年同期比9.7%減。出荷台数は15万6,000台で、同比2.8%縮小した。景気の先行き不透明感が強まり、サーバの買い控え圧力も強くなっている。

 今年の推移を見ると、第1四半期は、円高や株安、原油高、原材料の高騰により、サーバ購入は控えられた。第2四半期に入ると、官公庁や国立大学向けに大型案件が発生。サーバ出荷は、プラス成長に転じた。そして9月、リーマンブラザーズの破綻がきっかけで金融危機が本格化。以降、サーバ需要は再び減少に転じた。今後は経済状況がさらに厳しくなることが予想でき、「国内サーバ市場は今期以上に需要が減退する」とIDC Japan サーバリサーチマネージャー都築裕之氏は話す。

 ベンダー別では、富士通が4期ぶりにトップに返り咲いた。金融業向け、官公庁向けのメインフレームが好調で、IA64サーバは金融業向けに大型案件が決定した。2位はIBMで、前期1位から順位を一つ落とした。製造業向けにメインフレームが、官公庁向けにRISCサーバの大型案件があったという。3位はNECで、x86サーバでは首位を堅持した。4位は日本HP、5位は日立製作所。上位各社は、出荷金額で全社が前年割れだった。

【市場調査】2008年第3四半期 国内サーバ市場出荷金額ベンダーシェア
【市場調査】2008年第3四半期 国内サーバ市場出荷金額ベンダーシェア(出典:IDC Japan)

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