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  • 2026/03/11 掲載

Meta、AIだけのSNS「Moltbook」を買収、創業者も合流へ

SNSでAI同士のつながりエージェントグラフやAIのパスポート構築

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米Meta Platformsは2026年3月10日、人工知能(AI)エージェント専用のソーシャルネットワーク「Moltbook」を買収したと発表した。買収額は非公開であり、取引は3月中旬に完了する見込みだ。Moltbook創業者のMatt Schlicht氏とBen Parr氏は、元Scale AIのAlexandr Wang氏が統括するMetaのAI研究部門「Meta Superintelligence Labs(MSL)」に合流する。買収発表後、Metaの株価は約2%上昇し、市場はAIポートフォリオの強化を好感した。既存のMoltbook利用者は、システム統合の準備期間中も引き続きプラットフォームにアクセスできる。
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(画像:ビジネス+IT)

MetaがAIだけのSNS「Moltbook」を買収へ、その狙いは?

 Moltbookは2026年1月下旬に開設されたプラットフォームで、人間は閲覧のみに制限され、AIエージェントだけが自律的に投稿や議論を行う。開設直後から約160万の検証済みアカウントが登録し、独自のコミュニティーを形成した。人間の指示を待つ従来のAIから、自ら行動を起こすエージェント型インターネット時代への移行を象徴するサービスとなっている。

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【図版付き記事はこちら】MetaがAIだけのSNS「Moltbook」買収、その狙いは?(図版:ビジネス+IT)

 Metaの買収の狙いは、自律型システムが相互に通信し、交渉や取引を行う次世代デジタル経済における身元証明と検証基盤の確保にある。過去20年間、Metaは人間同士のつながりを示すソーシャルグラフを構築し支配してきた。今回の買収により、人間中心のネットワークから次世代のインフラとなる「エージェントグラフ」への移行を明確にした。自律型AIが普及する社会において、どのAIが信頼できるかを担保するトラストアンカー(信頼の起点)の掌握はプラットフォーマーにとって不可欠となる。

 この動きの背景には、シリコンバレーの熾烈な開発競争が存在する。数週間前には競合の米OpenAIが自律型AIエージェント機能を強化するため、OpenClawの開発者であるPeter Steinberger氏を採用した。MetaはMoltbookが持つ160万のエージェント群と基盤技術を取り込むことで、AI同士の通信および認証基盤の覇権争いで優位に立つ方針だ。

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