- 2026/02/16 掲載
OpenAI 自律型AIエージェント「OpenClaw」取り込みへ、開発者シュタインバーガー氏を採用
デスクトップで動作する個人向けAIエージェント「OpenClaw」の開発者を採用、自律型AIエージェント強化へ
OpenClaw開発者シュタインバーガー氏を採用
OpenAIのCEOサム・アルトマン氏はソーシャルメディアを通じ、シュタインバーガー氏の参画を発表した。同氏が開発したOpenClawは、ユーザーのローカル環境上で動作し、メールの確認やメッセージへの返信、新規コードの作成といったタスクを自律的に実行できる能力を有しており、短期間で広範な支持を獲得していた。またOpenClawのエージェントが交流する、AIだけのSNS「Moltbook」が話題となっている。
シュタインバーガー氏は自身のブログで、「私の母でも使えるようなエージェントを構築する」という新たなミッションを掲げている。同氏は、AIエージェントを一般層に広く普及させるためには、安全性への深い配慮と最先端のモデルやリサーチへのアクセスが不可欠であると判断し、OpenAIとの連携を選択したとしている。
今回の採用に至る過程では、Meta(メタ)も同氏およびOpenClawの獲得に動いていたことが明らかになっている。シュタインバーガー氏はMetaのマーク・ザッカーバーグCEOとも直接交渉を行い、コードレベルでの技術的な議論を交わしたものの、最終的にOpenAIのビジョンとリサーチ環境に共感を示し、参画を決断した。AI業界において、人間の労働者と同様に目標ベースで自律的にタスクを遂行できる「エージェント」機能は、チャットボットに続く次の重要な技術的ステップとみなされており、主要企業間での開発競争と人材獲得が激化している。
開発者の移籍に伴うOpenClawの今後について、シュタインバーガー氏はプロジェクトが財団化され、引き続きオープンソースとして独立性を維持することを明言している。OpenAIもこの方針を支持しており、プロジェクトへのスポンサー支援を行うことを確約している。シュタインバーガー氏は、自身が過去に13年間にわたり会社経営に携わった経験を踏まえ、新たな巨大企業を設立することよりも、1人の「ビルダー」として技術開発に注力し、世界規模でのインパクトを創出することを優先したと述べている。
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