キヤノンは、A4対応のモノクロレーザープリンタ複合機「Satera」シリーズ5機種を1月22日に発売する。

　同製品はいずれも、同社の独自技術である「オンデマンド定着方式」や「省エネ対応コントローラー」を採用することで、素早い立ち上がりと省エネルギーを実現し、A4対応モノクロレーザープリンタ複合機としての生産性をさらに高めたモデルであると発表した。

　「MF4380dn」「MF4370dn」「MF4350d」はコピー、プリント、カラースキャン、ファクスの4つの機能を、「MF4330d」「D450」はコピー、プリント、カラースキャンの3つの機能を持つオールインワンタイプのモノクロ複合機である。いずれの機種もコピーおよびプリントの出力速度において、A4タテの場合、従来機種の毎分20枚から、22枚に高速化を図っているほか、自動両面印刷機能の搭載や約9秒のファーストコピータイムなど、生産性の向上を図っている。

　また、最大50枚までの両面原稿に対応したオートドキュメントフィーダを搭載し、ネットワークに標準で対応するなど、SOHOのメインマシンとしての利用のほか、一般オフィスのサブマシンとしても利用できる性能も備えている。