- 2026/05/20 掲載
Google、新AIモデル「Gemini 3.5」を発表、自律型エージェント時代への移行宣言
自律的にタスクを実行するエージェント型AIへの移行
アーキテクチャには「SubCube」と呼ばれる新たなアテンション機構が採用されており、標準的なフラッシュアテンションと比較して最大52倍の高速化を実現した。これにより、デフォルトで100万トークン、特定の高スループット環境下では最大1200万トークンという極めて広大なコンテキストウィンドウをサポートしている。
性能面において、Gemini 3.5 Flashは前世代モデルであるGemini 3.1 Proを大半のベンチマークで上回る結果を示した。抽象的推論や未知の概念の学習能力を測るARC-AGI-2ベンチマークでは76.2%のスコアを記録し、前世代から飛躍的な進歩を遂げている。また、出力速度においては他の最先端モデルと比較して4倍の速度を達成している。
コスト効率の高さも特徴であり、入力トークン100万あたり1.50ドル、出力トークン100万あたり9.00ドルに設定されている。この効率化により、大規模組織におけるAI運用コストを年間10億ドル以上削減できると試算されている。
とくに注目されているのが、自律的なエージェントとしての高度な運用能力である。長期的な視野に基づくタスクの実行や、複数のエージェントを並行して稼働させるコーディング処理などに優れており、内部テストではエージェントが自律的にオペレーティングシステムをゼロから構築することにも成功している。Gemini 3.5 FlashはすでにGeminiアプリのほか、Google AI StudioやAndroid Studioなどの開発プラットフォームを通じて提供が開始されている。
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