• 2026/05/20 掲載

Google、新AIモデル「Gemini 3.5」を発表、自律型エージェント時代への移行宣言

自律的にタスクを実行するエージェント型AIへの移行

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Googleは開発者向け会議「Google I/O 2026」において、次世代AIモデル「Gemini 3.5」を発表。Gemini 3.5 シリーズの第一弾となる「Gemini 3.5 Flash」をお披露目した。前世代を凌ぐ推論能力と業界最高水準の処理速度を両立させており、従来のチャットボットから自律的に複雑なタスクを実行するエージェント型AIへの移行を象徴するモデルとして、各プラットフォームでの一般提供が開始されている。
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(画像:Google I/O '26 Keynote)
 Googleは2026年のGoogle I/Oにおいて、新たな基盤モデルであるGemini 3.5ファミリーや自律型エージェントの展開を発表し、AIがプロアクティブに行動する「エージェント時代」への移行を示した。同シリーズのなかで世界に向けて最初にリリースされた「Gemini 3.5 Flash」は、推論の深さと処理速度の間に存在したトレードオフを解消するよう設計されている。

 アーキテクチャには「SubCube」と呼ばれる新たなアテンション機構が採用されており、標準的なフラッシュアテンションと比較して最大52倍の高速化を実現した。これにより、デフォルトで100万トークン、特定の高スループット環境下では最大1200万トークンという極めて広大なコンテキストウィンドウをサポートしている。

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【図版付き記事はこちら】Google、新AIモデル「Gemini 3.5」を発表、自律型AIエージェント移行宣言(図版:ビジネス+IT)

 性能面において、Gemini 3.5 Flashは前世代モデルであるGemini 3.1 Proを大半のベンチマークで上回る結果を示した。抽象的推論や未知の概念の学習能力を測るARC-AGI-2ベンチマークでは76.2%のスコアを記録し、前世代から飛躍的な進歩を遂げている。また、出力速度においては他の最先端モデルと比較して4倍の速度を達成している。

 コスト効率の高さも特徴であり、入力トークン100万あたり1.50ドル、出力トークン100万あたり9.00ドルに設定されている。この効率化により、大規模組織におけるAI運用コストを年間10億ドル以上削減できると試算されている。

 とくに注目されているのが、自律的なエージェントとしての高度な運用能力である。長期的な視野に基づくタスクの実行や、複数のエージェントを並行して稼働させるコーディング処理などに優れており、内部テストではエージェントが自律的にオペレーティングシステムをゼロから構築することにも成功している。Gemini 3.5 FlashはすでにGeminiアプリのほか、Google AI StudioやAndroid Studioなどの開発プラットフォームを通じて提供が開始されている。

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