- 2026/05/20 掲載
【24時間働くAI】GoogleがAIエージェント「Gemini Spark」を発表
クラウド上で動作、端末を閉じている間も作業継続
最大の特徴は、Google Cloud上の専用仮想マシンで稼働するため、ユーザーがPCやスマートフォンを操作していない間や電源を切っている間でも、クラウド上で24時間無休で動作し続ける点にある 。具体的な機能として、GmailやGoogleドキュメントといった「Google Workspace」のツール群と標準で連携し、複数のアプリを跨いだ複雑な業務を自動化する。
例えば、複数のメールやドキュメントから必要な情報を抽出してステータス報告書を作成したり、顧客からの問い合わせメールを監視して重要度を判定したりといった作業が可能である 。さらに、「Model Context Protocol(MCP)」を通じて、Canva、OpenTable、Instacart、Uberなど30以上のサードパーティ製アプリケーションとも初期段階から連携する。
一方で、自律型AIに伴うリスクへの対策も導入されている 。Googleは「Agent Payments Protocol(AP2)」と呼ばれる独自の安全基準を設け、Gemini Sparkが利用できる金額や取引先にあらかじめ制限を設けている 。現時点では、実際の決済などのリスクを伴うアクションを実行する前には、ユーザーによる承認を必須としている。
ただし、Google Labsのジョシュ・ウッドワード副社長が「初めてデビットカードを持ったティーンエイジャー」に例えるように、システムにはユーザーの監督が強く推奨されている 。Gemini Sparkの提供は段階的に行われる 。今週から一部の信頼できるテスター向けに展開が開始され、来週には米国内の18歳以上の「Google AI Ultra」プラン契約者を対象にベータ版の提供が開始される予定である 。一部報道によれば同プランの利用料は月額200ドルとなっており、広範な一般ユーザーや米国以外の地域への展開時期については現段階では未定となっている 。
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