- 2026/09/23 08:00 掲載
米Anthropicが新AIモデルClaude Opus 5.5を発表、一部GPT-6 Astra越えの性能
従来モデルに比べ運用コスト約40%m処理速度30%以上向上
同社によると、Claude Opus 5.5のAPI利用料金は100万トークンあたり入力4ドル、出力20ドルに設定され、従来モデルから20%引き下げられた。さらに、長文の文脈維持やエージェント処理において多用されるキャッシュの読み込み料金は60%減の0.20ドルに設定されている。
推論処理の効率化も図られており、出力速度は従来比で30%以上高速化された。これにより、標準的な利用環境下における全体の実行コストは約40%削減される。 性能面では、システムの自律操作やコーディング能力を測る複数の評価指標で業界最高水準を記録した。端末操作コーディングを評価するTerminal-Bench 4.0において、Claude Opus 5.5は66.4%の精度を達成した。
これは、競合するOpenAIが今月発表した最新旗艦モデルGPT-6 Astraの57.9%を上回る数値である。また、44職種の業務を模倣するGDPval-AA v2.1や、CursorBench 4.0といった実務向け指標でもGPT-6 Astraや従来モデルを凌駕している。 一方で、純粋な数学的推論や基礎科学の領域においてはGPT-6 Astraが依然として優位を保っている。
科学研究の評価指標であるTerminal-Bench-Science 0.1ではGPT-6 Astraが64.6%を獲得し、Claude Opus 5.5の58.7%を上回った。高度な数学推論を測るFrontierMath Tier 4 v2でもGPT-6 Astraが最高水準を維持しており、業務の自動化に長けたAnthropicと、理論推論に強みを持つOpenAIで得意領域が分かれる結果となっている。
両社の開発競争は価格面にも波及している。Anthropicの発表と同日の9月22日、OpenAIは推論モデルの廉価版であるGPT-6 SolおよびGPT-6 Lunaを発表し、同社もAPI料金の半額化を打ち出した。Anthropic側も、数週間以内に中位モデルのClaude Sonnet 5.5および軽量モデルのClaude Haiku 5.5の投入を予定しており、次世代AIモデルにおけるコストと性能の競争が一段と激化している。
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