- 2026/08/03 13:00 掲載
アリババ、2.4兆パラメータの最上位AI「Qwen3.8-Max」を発表、モデル重みも公開へ
2.4兆パラメータで最大100万トークンを処理
最大100万トークンのコンテキストウィンドウを備え、長大なコードベースや長時間の動画、100ページを超えるドキュメントを一括して処理できる。テキストに加えて画像や動画をネイティブに理解するマルチモーダル性能を有し、スクリーンショットからのウェブサイト構築なども可能だ。最大の特徴は、長期間にわたる複雑なタスクを人間の介入なしで実行できる自律型エージェント機能にある。アリババのテストでは、外部ツールを用いて16日間にわたり自律的にコーディングを行い、265のコミットを生成してゼロからソフトウェアプロジェクトを構築した。
また、125時間かけて既存の研究論文の実験結果を再現し、手法を自ら改善する研究タスクも完遂している。同社は内部評価に基づき、Qwen3.8-Maxが米Anthropicの「Claude Fable 5」に次ぐ性能に達したと主張する。APIはAlibaba CloudのModel Studioなどを通じて提供され、利用料金は入力100万トークンあたり2ドル、出力100万トークンあたり6ドルに設定された。
同社は来週中にQwen3.8-Maxおよび270億パラメータの小型モデル「Qwen3.8-27B」のモデル重みをオープンソースとして公開する予定だ。競合する中国Moonshot AIが2.8兆パラメータの「Kimi K3」を公開した直後のリリースとなり、フロンティアクラスのAIモデルにおける開発競争とオープン化の動きが一段と激しさを増している。
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