日本IBM、重複排除機能搭載を備えたバックアップソフト「IBM Tivoli Storage Manager 6」を発売

　日本IBMは、バックアップに必要なストレージ容量を抑え、バックアップ時間を短縮する新ソフトウェア製品群「IBM Tivoli Storage Manager 6」の日本語対応版を発売すると発表した。価格は7万8,200円(税抜)から。

　IBM Tivoli Storage Manager V.6.1は、バックアップ情報管理データベースにIBM DB2のテクノロジーを採用し、内部データベース容量が従来製品に比べ2倍になった。その結果、1台のバックアップ・サーバー当たり、最大10億個のバックアップ・データを扱えるようになったという。さらに、バックアップとリストアを合わせたスループットも最大50％向上し、IBM社内の検証では従来製品に比べ、バックアップのスループットが最大で400％向上した例もあるという。

　さらに大規模構成向けの「IBM Tivoli Storage Manager V.6.1 Extended Edition」では、「データ重複排除機能」を搭載。バックアップ・データ中の冗長ファイルやファイル内の重複データを削除して保存するため、ストレージの容量を旧バージョンと比較して最大40％抑えることができる。

　価格は、IBM Tivoli Storage Manager V6.1が7万8,200円 (税抜、100機種別製品単位[VU]の場合)から。IBM Tivoli Storage Manager V6.1 Extended Editionが14万0,500円(税抜)。