- 2026/09/25 08:40 掲載
米アカマイがアンソロピックと1.8兆円契約、7年でCPU基盤を提供 株価は20%超上昇
契約はアンソロピック側の判断で最大90億ドル(約1兆4,220億円)を上積みでき、総額は約200億ドル(約3兆1,600億円)規模に膨らむ可能性がある。アカマイが差し出すのは、数千カ所の拠点に分散したネットワーク上の計算資源。GPUによるモデル学習ではなく、AIサービスの運用に伴う一般的な処理が対象だという。
目を引くのは、株式を絡めた建て付けである。アカマイはアンソロピックに対し、同社普通株の最大約5%(転換後ベースで770万株)を取得できる新株予約権を発行する。行使価格は1株111.33ドル。116億ドルのコミットメントで約2%分が直ちに確定し、残る約3%分は追加購入30億ドルごとにおよそ1%ずつ確定していく。買うほど株主としての取り分が増える設計だ。
市場の反応は速かった。発表後の時間外取引で、アカマイ株は20%超の急騰となった。同社のクラウドインフラ事業の売上高は直近四半期で9,900万ドルと、前年同期比39%増。CDN大手として知られてきた企業が、AI時代の計算基盤の担い手として評価し直された格好である。
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