- 2026/09/25 14:35 掲載
グーグル、AIエージェント向けPostgreSQL基盤 本番DBに影響なく毎秒300万クエリ
背景には、AIエージェントによる読み込み負荷の問題がある。エージェントは短時間に大量のクエリを投げるため、本番系に直接つなぐと取引処理が遅くなりかねない。一方、分析用に複製したデータでは鮮度が落ちる。
新基盤では、エージェント用にサンドボックス化されたデータベースインスタンスが数秒で立ち上がる。インスタンスは本番クラスタから完全に切り離されたうえで、本番データに秒単位の鮮度で読み取り専用アクセスできるという。処理が終われば自動でゼロまで縮退し、課金は使った分だけの従量制となる。
性能面では、1ミリ秒未満のI/Oレイテンシー、毎秒300万件超のクエリ処理をうたう。同社の技術解説によると、インデックス検索の負荷試験ではエージェント用ノードを1000台まで増やして毎秒300万クエリに達し、その間もプライマリ側の性能に計測できる影響は出なかったという。2100ノードでの全件スキャンでは、集約スループットが毎秒1テラビットを超えた。
サプライチェーン管理ソフトの米マンハッタン・アソシエイツでEVP兼CTOを務めるサンジーブ・シオティア氏は、「在庫や注文データを1秒未満の鮮度で分析するエージェント群を同時に動かしながら、中核の取引処理にはまったく影響を与えずに済む」とコメントを寄せた。
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