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  • 2026/09/29 08:47 掲載

米エヌビディアが自社株買い枠を約23.5兆円拡大、史上最大 残り枠は約36.9兆円に

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米エヌビディアは2026年9月28日、自社株買いの枠を1,500億ドル(約23兆5,500億円)追加すると発表した。残り枠は総額2,350億ドル(約36兆9,000億円)となり、2028会計年度中の実行を見込む。同社は自社株買い枠の上積みとして史上最大と説明。フアンCEOは、AIへの転換が成長をけん引しているとしている。
米エヌビディアが自社株買い枠を約23.5兆円拡大、史上最大 残り枠は約36.9兆円にの画像
エヌビディアの本社ビル「Voyager」
(出典:エヌビディア)
 米エヌビディアは2026年9月28日、取締役会が既存の自社株買いプログラムに1,500億ドル(約23兆5,500億円)の追加を承認したと発表した。これにより、自社株買いの残り枠は総額2,350億ドル(約36兆9,000億円)に膨らむ。同社は、自社株買い枠の上積みとしては史上最大の規模だとしている。

 残り枠の全額は、2028会計年度中に実行する見込みだという。同社の会計年度は1月末ごろに締まるため、およそ1年4カ月で消化する計算になる。

 ジェンスン・フアンCEOは「エヌビディアの成長は、AIとアクセラレーテッド・コンピューティングへの一世代に一度のプラットフォーム転換によってもたらされている」とコメント。そのうえで「当社のキャッシュ創出力により、この転換を進める技術に投資しつつ、株主に資本を還元する余力がある。今回の承認は、長期的な事業機会に対する当社の自信を反映したものだ」と述べた。

 同社が8月26日に発表した2027会計年度第2四半期(2026年7月26日締め)の決算では、売上高が前年同期比106%増の962億ドル(約15兆1,000億円)、うちデータセンター部門が同117%増の890億ドル(約13兆9,700億円)に達した。同四半期には自社株買いと配当で約260億ドル(約4兆800億円)を株主に還元しており、四半期末時点の自社株買いの残り枠は約990億ドル(約15兆5,400億円)だった。

 今回の発表から逆算すると、上積み直前の残り枠は850億ドル(約13兆3,500億円)で、四半期末からの2カ月ほどで約140億ドル分を買い進めた計算になる。追加する1,500億ドルは、この残り枠を大きく上回る規模だ。AI半導体の需要拡大で生み出した資金を、技術投資と株主還元の双方に振り向ける方針を、金額の面でも示した形といえる。

 なお同社は同日、暴走したAIエージェントを隔離する安全基盤「NVIDIA Open Agent Safety Platform」も発表している。

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