- 2026/09/30 00:33 掲載
米IBMと印ヨッタ、データを国外に出さない「主権型AIエージェント基盤」を一般提供
同プラットフォームは、IBMのAIエージェント管理製品「IBM watsonx Orchestrate」を、ヨッタのAIクラウド「Shakti Cloud」上に展開したものだ。watsonx Orchestrateは、企業内のAIエージェントを保護・統制・管理する「コントロールプレーン(制御基盤)」の役割を担う。一方のShakti Cloudは、AIの処理に必要な計算資源やGPU、ネットワーク、セキュリティ機能を提供する。さらに、ヨッタのモデル開発・推論基盤「Shakti Studio」を使えば、オープンソースや独自のAIモデルを試し、微調整し、運用することもできるとしている。
ヨッタの共同創業者でCEOのスニル・グプタ氏も「インドのAIの取り組みには、データだけでなく、AIを支えるインフラ、計算資源、モデル、推論、運用まで自ら管理できることが求められる」と述べ、両社で主権型AIのスタックを一貫して提供する考えを示した。
両社は2026年5月、同プラットフォームの提供計画を明らかにしていた。当時は、ITサービス管理や人事、財務、調達、顧客サポート向けのAIエージェントを想定し、金融や公共、製造などの業界を主な対象に挙げていた。今回の一般提供で、構想から実際に使える段階へ移った形だ。
なおIBMは9月に、AIエージェントの評価や改善を支援する「AgentOps Agent」も一般提供している。
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