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- 2026/10/24 16:01 掲載
ギットラボ、CVSS10.0の脆弱性を修正 認証不要でコード実行の恐れ、回避策の記載なし
脆弱性の識別番号は「CVE-2026-110264」で、正規表現をコンパイルする処理の整数オーバーフローに起因する。細工された正規表現により、認証を受けていない第三者がGitLabサーバ上で任意のコードを実行できる可能性があるという。CVSS 3.1の評価は10.0で、攻撃元区分はネットワーク、攻撃条件の複雑さは低、必要な権限と利用者の関与はいずれも不要とされる。
影響範囲はバージョン7.0以降と広い。18.11は18.11.13より前、19.0は19.0.10より前、19.1は19.1.9より前、19.2は19.2.9より前、19.3は19.3.6より前、19.4は19.4.3より前、19.5は19.5.1より前が該当する。修正版はこの7つで、このうち19.2.9、19.1.9、19.0.10、18.11.13の4つは、標準のパッチリリースに加えて旧系列へ修正を移植(バックポート)したものだ。
公式ページに回避策の記載はない。GitLab.comはすでに修正版で稼働しており、GitLab Dedicatedは19.3.5-internal0または19.4.2-internal0以降を実行しているテナントであれば対応済みで、利用者の作業は不要としている。
同社は、自己管理型の利用者が悪用の試みを検知できるよう、脅威検知ルール2件も公開した。報告者は研究者のjoaxcarで、同社のバグ報奨金プログラムを通じて寄せられたという。
今回のリリースでは、この脆弱性のほかに、深刻度が「高」の2件、「中」の5件、「低」の4件の計11件も修正した。「高」は、OmniAuthとLDAPの自動連携における認証の不備(CVSS 8.2)と、OAuth/OIDCの探索用エンドポイントのキャッシュポイズニング(同7.5)である。
では、「19.5.1」へすぐに上げられない環境は、どこまで守られるのか。公式ページの記述を突き合わせると、系列ごとに修正の範囲が大きく異なる実態と、更新作業に潜む停止の条件が見えてくる。
・19.2以前の旧系列で直るのは何件か、系列別の一覧
・単一ノードで起きるダウンタイムの条件と、更新の注意点
・検知ルール名から読める監視の手がかりと、詳細公開が迫る日
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