• トップページ
  • 総務省、「霞が関クラウド」の構築など、先端ICTで100兆円の新市場創出を発表

  • 2009/03/18 掲載

総務省、「霞が関クラウド」の構築など、先端ICTで100兆円の新市場創出を発表

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
総務省は17日、現在約100兆円の情報通信技術(ICT)分野で、3年間で数兆円規模の新市場をつくり、30万~40万人の雇用を創出するという政策「デジタル日本創生プロジェクト」を発表した。
 総務省は17日、現在約100兆円の情報通信技術(ICT)分野で、3年間で数兆円規模の新市場をつくり、30万~40万人の雇用を創出するという政策「デジタル日本創生プロジェクト」を発表した。

 本プロジェクトは、鳩山総務相の私的懇談会「ICTビジョン懇談会」において、2月23日に実施された緊急提言をもとに作られた。

 プロジェクトの骨子では、下記の9つの具体的な重点領域について言及。

(1)“産業”の底力の発揮-----デジタル新産業の創出
(2)“政府”の底力の発揮-----霞が関クラウドの構築等
(3)“地域”の底力の発揮-----ユビキタスタウン構想の推進
(4)先進的デジタルネットワークの構築
(5)クリエイティブ産業の育成強化
(6)ICT産業の国際競争力の強化-----グローバル展開の加速
(7)ユビキタス・グリーンICTの開発・展開
(8)高度ICT人材等の育成強化
(9) ネットワークの安心・安全の実現

 まず、(1)では「次世代ITS(高度交通システム)」や「ワイヤレス・スーパーブロードバンド」などの次世代無線通信技術による電波の有効活用、「安全な次世代クラウド・ネットワーキング技術」、「高速・省電力のオール光通信」などの新技術開発などにより、新産業創出を狙う。

 また、(2)では電子政府化を進め、「霞が関クラウド」という、省庁専用のクラウドコンピューティングを構築していく。また、「ナショナル・デジタル・アーカイブ(仮称)」と呼ばれる、行政文書や図書論文、文化財情報などをデジタル化したデータベースを構築し、これを民間に開放する。

 (3)以降では、地方のデジタルデバイド解消や、高度ICT人材の育成、グリーンIT、アニメなどのコンテンツ産業の育成強化、ネットワークのセキュリティといったトピックが盛り込まれている。

 総務省では、これらの施策をもとに、現在約100兆円の情報通信技術市場を、2015~2020年時点で倍増(最大約100兆円の新市場創出)させる狙いだという。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます