- 2009/07/14 掲載
シマンテック、次期バックアップ製品群に重複排除機能を追加
重複排除機能とは、データをファイルよりも小さい単位に分解し、その重複部分を排除することで、データの使用領域を抑える機能。文書ファイルなど、特定のファイルでは高い削減率を誇るため、バックアップ製品やストレージ製品の新機能として注目を集めている。
シマンテックの重複排除機能は、OpenStorage APIという、他社製の重複排除機能を持つストレージを統合できる点が特徴。OpenStorage APIを利用することで、データドメイン(EMCが買収)、Quantum、ファルコンストア、EMCなどのストレージを統合管理できるという。
2009年後半に出荷予定のNetBackup PureDiskでは、バックアップのデータストレージが16テラバイトまで拡張可能になるという。さらに、Hyper-VとVMwareの仮想環境において、ファイルリストアとイメージリストアの双方でのデータ復元を実現。Windows Server 2008のサポートも強化している。
同時期に出荷予定のBackup Exec 2010では、NetBackup PureDisk技術を使用して、バックアップクライアント側と Backup Execメディアサーバー側の両方に重複排除機能が統合されるという。
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