野村総合研究所、OSS基盤OpenStandiaをNotesと連携するソリューション

　野村総合研究所（以下、NRI）は17日、「OpenStandia/Portal」と「IBM Lotus Notes Domino」を連携させることで、Notesで稼働しているシステムを活かしたまま、オープンソースソフトウェア（OSS）によるポータル機能を追加し、他の既存システムとの連携を実現するソリューション「OpenStandiaソリューション/Notesエクステンション」の提供を開始すると発表した。

　グループウェアとしてNotesを利用している場合、ブログ機能やWiki機能など、最新のWeb技術を取り込めない、他のWebアプリケーションと連携できない、基幹データベースからの情報の検索や閲覧がスムーズに行えないなどの課題がある。NRIはこうした問題に対して、同社のOSSをベースとする業務システム基盤「OpenStandia」をNotesと連携させることで、既存のNotes資産の継続利用を図りつつ、各種Webアプリケーションとの連携を実現するという。

　統合ID管理、シングルサインオンをOSSで実現、ダッシュボード機能や検索機能をはじめとするポータル機能なども追加されるという。

　NRIでは今後3年間で50社への導入を目指す。