- 2009/10/19 掲載
日本生命、約1万8,000人が利用する新しい勤務管理システムに「リシテアJob」を採用
日本生命は従来、営業職員の勤務管理は、セールスツールと一体化したシステムを利用していたが、内務職員や営業管理職の勤務情報は、紙ベースの帳票を手作業で管理していた。そこで、給与システムへのデータ受渡しを行うシステムを含めた、勤務形態に関係なく、統一した勤務管理システムの導入を検討していた。
日本生命は、自社開発のシステムやERPシステムなどの導入も検討していたものの、コスト面や人事制度の運用をカバーできないことが判明し、勤務管理に特化したパッケージシステムを導入することになったという。いくつかのパッケージ製品を比較・検討した結果、以下の点を評価し、日立システムの「リシテアJob」を採用した。
・日立システムのSEチームが勤務管理を熟知し、精通していた点
・使いやすい画面を採用しており、幅広い雇用形態や勤務形態に合わせたカスタマイズが可能
・多数の企業で導入実績のある「リシテアシリーズ」の高い信頼性
日本生命の新しい勤務管理システムは、日立システムの「リシテアJob」をベースに、正社員や契約社員といった雇用体系や、フレックスタイム、短時間勤務といった多様な勤務形態の複雑な就業規則に柔軟に対応。
また、関連する人事給与システム、出退勤時刻収集システムを担当する日立情報と共同で構築したことにより、これらシステムとのスムーズなデータ連携を実現したという。
これにより、決められた時間を選択して入力できるのでミスが減少し、入力した時間や休暇日数は自動計算により確認作業も不要となったという。また、手作業で記入していた帳票に利用していた毎月約15,000枚の紙を削減することでペーパーレスも実現している。
「これまでの多くの導入実績、画面の分かりやすさはもちろん、リシテアに決めた最大の理由は、今回担当となったSEチームの力量です。日立システムのSEチームは、勤務管理について熟知、精通しており、エンジニアでありながら、勤務管理のエキスパートでもありました。このSEチームであれば、私たちが発する言葉や情報を的確に捉え、意図を理解した上でシステムに最適な方法で反映してもらえると思い導入を決意しました。あの時の判断は、今でも正しかったと思っています。」(日本生命保険相互会社 原田氏)
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