富士通は、ITシステム構築・保守の開発量の削減や標準化を支援するアプリケーションフレームワーク製品「INTARFRM（インターファーム）」を新たに開発したことを発表した。

　INTARFRMは、設計支援機能、開発支援機能、実行機能、保守支援機能などを有するソフトウェアおよびドキュメントからなる、システム構築・保守を支援するツール群。クラウド時代の安全で成長し続けるシステムの構築・保守を支援するため、同社グループのアプリケーションフレームワーク製品をもとに機能を強化・刷新したという。

　出荷は2010年4月1日からを予定し、2010年度末までに5000ライセンスの販売を目標とする。代表的なソフトウェア製品のライセンス価格は下表1、2の通り。

表1　代表的なソフトウェア製品のライセンス価格（ライフサイクル重視型）
製品名	分類	環境	開発言語	価格（税抜）
INTARFRM Design Facility	Base	該当なし	該当なし	10万円
INTARFRM Development Facility	Web Application	JavaEE	Java Servlet	10万円
		.NET Framework	Visual C#	10万円
INTARFRM Runtime	Web Application	JavaEE	Java Servlet	30万円
		.NET Framework	Visual C#	30万円

表2　代表的なソフトウェア製品のライセンス価格（機動力重視型）
製品名	分類	環境	開発言語	価格（税抜）
INTARFRM Development Facility	Web Application Smart Client	.NET Framework	Visual Basic Visual C#	12万円
INTARFRM Runtime	Web Application Smart Client	.NET Framework	Visual Basic Visual C#	30万円