Bluetoothを推進する団体、米Blutooth SIG（Special Interest Group）は6日（現地時間）、Bluetooth version 4.0の正式版を発表した（参考リンク：Bluetooth 3.0とは何か）。

　最新のBluetooth 4.0は従来提供してきたBluetoothの規格の仕様を1つにまとめたほか、省電力機能「Bluetooth low energy technology」を新たに追加、一般的なコイン型電池で、1年間駆動することも可能になり、ワイヤレス製品やセンサー製品での利用が期待されるという。

　そのほか、Bluetooth SIGでは、Bluetooth 4.0の特徴について、低コスト、マルチベンダー相互接続性、広範囲のエリアカバーを挙げており、約200フィート（60メートル）範囲での利用も可能だという。対応チップが6日より出荷され、2010年末～2011年初頭に製品としては組み込まれる予定。