日本マクドナルドは、排出CO2の25％削減に向けた省エネルギー対策を大阪府内の4店舗で実施し、2011年3月末までその実証を行うことを発表した。

　これは、環境省の「平成21年度チャレンジ25地域づくり事業」の選定地域となった大阪府により、同社が共同事業者として選定されたことにともなうもの。具体的な対策内容として、LED照明・看板、エコキュート、EHP、太陽光発電、遮熱ペイントダクトインバーター、電圧降下装置、インバーター冷凍・冷蔵庫などが用いられる。

　実施店舗は梅田茶屋町店（大阪市北区）、枚方バイパス店（枚方市宮之坂）、ビオルネ枚方店（枚方市岡本町）、1号線出屋敷店（枚方市出屋敷西町）の4店舗で、実証結果の測定には、店舗の電力消費量を電源の回路ごとに時間単位でモニター可能な装置を設置し、リアルタイムで確認するとともに、目標値との比較を見ながらエネルギー管理を推進していく予定だ。