ひずみゲージとその計測機器を手がける共和電業と、計測機器向けソフトウェアを手がける日本ナショナルインスツルメンツは18日、米ナショナルインスツルメンツのテストデータの管理・表示・解析・レポート作成用対話式ソフトウエア「DIAdem 2010」の国内販売を開始すると発表した。

　新機能を追加するとともに、操作性の改善を図っている。同製品は、DIAdemのマーケティングおよびサポート業務を含む日本国内での販売代理権を持つ共和電業を通じて提供される。

　NI DIAdem（NI ディアデム）とは、テストデータの管理・表示・解析・レポート作成までを対話式に行えるソフトウエアツール。データ管理モジュールを使用して、さまざまなファイル形式やデータベースなどのソースからデータを読み込み、最大1,000 億の大容量データを管理することが可能となる。また、「DIAdem 11.0」よりビデオ映像や「3D-CADモデルと計測データの同期再生機能」が加わっている。

　Windows 7への対応など、最新版で追加された機能は以下のとおり。



　両社では年間200本、6,000万円の販売を見込む。