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- 2010/12/16 掲載
【ITが実現するノウハウマネジメント:第12回】「気付き力」を認定し、有能者をさらにパワーアップする
アクト・コンサルティング 取締役
経営コンサルタント
大手コンサルティング会社を経て、現職。
製造業、情報サービス業などの、事業戦略、IT戦略、新規事業開発、業務革新、人材育成に関わるコンサルティングを行っている。
公益財団法人 大隅基礎科学創成財団 理事。
関連著書『Think big Move fast M&Aを軸にした新規事業開発へシフトする方法』、『成功の拡大再生産 日本の再成長とAI活用競争で勝つために、問題解決一辺倒から脱却する』、『出来ない仕事にアサインし、矢面に立たせ、助けない 日本の成長限界を突破するコンサルティング会社のイノベーター育成方法』、等
Xアカウント:https://x.com/ACT_noma/
Linkedinアカウント:www.linkedin.com/in/彰-野間-74076076
「気付き力」を認定し、有能者をさらにパワーアップする
ある大手ITベンダーが、有能PM(プロジェクトマネージャー)の育成に取り組んでいた。この企業には、100人ほどの、スキルレベル最上位のPMがいた。彼らは、大規模で難易度の高いプロジェクトを、成功裏に遂行することができた。しかし、今後さらにプロジェクトの難易度は増していく。有能な彼らを、パワーアップする必要があった。問題は、彼らを教えられる人材がいないということだ。役員でも、自分の経験領域しか教えられない。大学の先生や教育専門会社も、彼らには歯が立たない。そこでこの企業では、有能PM同士が、互いに学びあう方法を採用した。有能PMの多くは、昼食時や喫煙ルームで、互いに、プロジェクトマネジメントの実績や成功のコツを交換していた。これを、組織的に推進することにしたのだ。この企業では、まず有能なPMに、自分が無意識に実践しているノウハウに気付き、これを意識して活用するスキル、および、他の有能PMとの話の中で重要なノウハウに気付き、これを自分のものにするスキルを身につけさせることにした。そのために、コンサルティング会社から「ノウハウ拡充技術」を導入した。具体的には、以下の技術である。
1.気付きを得たら必ず立ち止まり、気付きを価値あるノウハウへと昇華させる技術
2.何に気づいたか、自分自身の無意識に問う思考方法
3.ノウハウを、誰にでも理解できるロジックへ展開する技術
4.気付きとそこから得たノウハウを、互いに共有し合う技術
5.自分に必要なノウハウを、外から獲得する技術
6.ノウハウを、部下に直接指導する技術
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