- 2011/08/22 掲載
NICTが世界最高速40Gbpsの無線通信に成功 32GBのデータを6秒で転送
本実験では、NICTがこれまでに開発した「光によるミリ波発生装置」、「高速高精度16値光変調器」と、今回新たに開発した「光・ミリ波変換器」、阪大の開発した「デジタル信号処理技術」を組み合わせた。光通信向けに開発された高速高精度光信号発生とデジタルコヒーレント受信技術をベースとして、光の広帯域性を生かしたミリ波帯16値高速変調、復調技術を実現した。

今回の技術をもちいれば、スーパーハイビジョンの非圧縮伝送も可能となるのに加えて、利用の少ない「ミリ波帯」を使うことにより、限られた電波資源の有効利用にも貢献できるとしている。

今後、9月18日から22日にかけてスイスのジュネーブで開催される光通信国際会議(ECOC2011)で本実験結果を発表する予定。
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