今回、販売する「QuickSolution Ver.7.5」では、検索回数、利用者数、元文書アクセス回数、検索対象の文書数などの推移を記録・集計し、導入した検索システムの利用状況をレポート出力できる機能などが加わった。本レポートでは、棒グラフや円グラフなどの表示も行える。これにより、検索システムあるいはファイルサーバの利用状況を把握でき、企業内検索、ECサイト、サイト内検索などに全文検索エンジンを導入した効果を定量的に算出し、投資対効果を評価できるという。

　また、アクセス頻度情報をもとに、検索結果を順序付けることができる「アクセスランキング機能」、「だれが」、「いつ」、「何を」、「どのようなキーワードで」検索したかという検索ログを収集し、レポートする機能をそれぞれオプションから標準機能とした。

　そのほか、HTMLファイルおよびテキストファイルの文字コードを自動認識する機能を追加。HTMLファイルのtitleタグの内容を「タイトル」フィールドとして文字列型属性フィールドに割り当てる機能を追加してタイトルだけの検索が行える機能を追加。Webコンテンツ検索の利便性を向上させた。

　オプションで、シソーラス辞書の特定の用語を関連語展開しないよう設定できる機能を追加した。

　価格は本体のみの標準価格で80～1,350万円（税抜）。