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  • 2011/09/30

コストマネジメント思考法:コストマネジメントを成功させるポイントまとめ ~真に利益を最大化するコストの見方(6)

A.T. カーニー 栗谷 仁 氏/小崎 友嗣 氏

「コストマネジメント思考法 ―どんな状況でも利益を生み出す」(東洋経済新報社)の著者であるA.T. カーニー 栗谷 仁 氏と、同社プリンシパル 小崎 友嗣氏に、真に利益をもたらす“コストマネジメント”について語っていただく本連載。今回は連載の締めくくりとして、第1~5回を通したコストマネジメントを成功させるポイントのまとめと、経営者のとるべきサポートについて伺った。


コストマネジメント思考法は
日々の業務の中で実践されるべきロジック

──最終回ということで、これまでの連載を振り返ってもう一度コストマネジメントを成功させるための重要ポイントを整理してお話しいただけますでしょうか。

photo
A.T. カーニー
パートナー
栗谷 仁 氏
 栗谷■コストマネジメントというと、多くの方はとにかく調達価格を下げるといった行動を連想しがちです。しかし今回拙著のタイトルを「コストマネジメント思考法」としたことからも、コストマネジメントは考え方そのもの、それも難解で抽象的な論理などではなく、日々の業務の中で実践できるロジックだということを改めて強調したいと思います。

 その具体的な項目は、本書の第3章「コストマネジメント思考法」に挙げてあります。まず、そのコストが支払った対価に見合った利益が得られるのか「必要性の判断」を行わなくてはなりません。そこでは何が本当に必要で何が不要なのかを見きわめます。さらに、コストが見合っていても、より効果の高いものがあればそちらにシフトする「機会損失」思考や、固定費/変動費の判断を行う「変動化」思考によって、さまざまな角度からそのコストの必要性を検証していきます。

──単に減らす、カットする前に、そのコストの要否そのものをビジネスのさまざまな側面から吟味していくわけですね。

 栗谷■「そのコストが必要である」ことが確定したら、次に「コストの最適化」に入ります。ボリュームディスカウントのように「集約」できるかどうか。また一方では、個別の価格を評価できるようにコストを1つひとつのコストドライバーに「分解」する。さらにサプライチェーン全体を視野に入れた「統合化」といったプロセスを通して、自社のコストの現状とあるべき姿を描き出し、その実現に向けた道程を探っていくことになります。

この記事の続き>>  実践の過程で生じる
             さまざまな抵抗やあつれきに屈しないためには?

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