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  • 2011/09/30

ANA、約70種の業務システムの共通連携基盤を構築 変動対応力と低コストを両立

全日本空輸(ANA)は、約70種におよぶ業務システムの共通連携基盤を構築した。SOAをベースにOMCS(オープンミッションクリティカルシステム) SI技術を用いて、各基幹業務システムのデータ連係を標準化、今後構築するシステムやクラウドとの連携を可能にした。

 ANAが新たに構築したIT基盤は、SOAをベースにNECの大規模基幹システム開発を支えるOMCS(オープンミッションクリティカルシステム) SI技術を用いて構築された「共通連携基盤」。旅客管理システム・運航管理システム・決済システムなどANAの基幹業務システム間のデータ連携を標準化するとともに、今後新たに構築するシステムやクラウドサービスなどとの連携を容易にしたという。

 NECは、ANAの約70種におよぶ基幹業務システムを、OMCS SI技術を用いることで約4ケ月で、この「共通連携基盤」へ移行することに成功。その際、ESB製品としてオラクル社製「Oracle Service Bus」を、サーバ、ストレージには、NECの「NX7700iシリーズ」「iStorage D8シリーズ」を採用。システム稼働率99.995%(サービス全体では無停止)の高い可用性と、最大1,000件/秒を超える膨大なデータを最大TAT130ミリ秒で処理する性能を実現した。

 高い信頼性が必要とされる多数の基幹業務システムのすべてを、業務を継続しながら短期間で「共通連携基盤」に移行するのは、国内でも先進例になるという。

 さらに、NEC製ソフトウェア「WebSAM(ウェブサム)」を中核とした共通連携基盤専用の統合監視システムを新たに導入。システム全体の安定稼働を実現するとともに、24時間365日オンサイトでの保守・運用体制をANAと共同で確立した。

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ANAで構築した共通連携基盤のイメージ

 航空業界の競争が激化する中、ANAは「グローバル化への挑戦」「経営効率向上の実現」を経営戦略として掲げ、その一環として、変動対応力と低コストを両立するITシステムの構築を進めている。

 従来、個々に構築された多数の基幹業務システムや関連システムが、異なる通信手段で複雑に連携していたため、老朽化に伴う既存システムの一部改修も大掛かりになりやすい、新規システムの開発期間が長期化、運用保守コストの増大といった課題があった。

 今回構築した「共通連携基盤」は、ANAにおける「ITシステムの標準化」を飛躍的に進め、将来のさらなるITシステム変革を推進するとしている。

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