• 2011/11/01 掲載

ANA、全社共通の連携基盤に「Oracle Service Bus」採用

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日本オラクルは、「Oracle Service Bus」が、ANAの基幹業務システムを連携する全社共通の基盤として稼働開始したことを発表した。
 日本オラクルは、オラクルのサービス指向のアプリケーション環境を構築する「Oracle Service Bus」が、全日本空輸(以下、ANA)のミッション・クリティカルな基幹業務システムを連携する全社共通の基盤として稼働開始したことを発表した。

 「Oracle Service Bus」は、「Oracle Fusion Middleware」製品群の一部であり、「Oracle SOA Suite」の主要コンポーネント。アプリケーションのアーキテクチャを、柔軟かつ迅速に変更しサービス指向のアプリケーション環境に対応させるソフトウェア。サービスやアプリケーションの調整および管理を、標準準拠した技術で実現し、企業のシステム間連携やプライベート・クラウド環境の性能および可用性の向上を実現する。

 日本オラクルはANAが構築した共通連携基盤の中核ソフトウェアとして「Oracle Service Bus」を提供し、同製品の導入・実装における技術支援を推進した。「Oracle Service Bus」導入は、日本電気、全日空システム企画が担当した。全社共通の連携基盤は2010年10月の本番稼働後、2011年2月までに約70の異種の業務システムが同基盤を利用した接続に移行を完了し、2012年中に次期国内旅客システムの移行を実施する予定だ。ANAは、金融機関、旅行代理店などの外部システムとの接続も含めた異種の業務システムを連携する共通基盤としての活用のほか、全社標準のサービス基盤として活用していく方針を発表している。

 ANAでは、羽田空港拡張・国際線就航にともなう旅客需要増加、また、ANAが加盟する航空ネットワーク「スターアライアンス」の航空会社とのシステム連携を視野に、高い拡張性と性能を備えた変化に強いシステム基盤の構築を進めている。これにより、基幹業務システムのアーキテクチャを従来の個別最適型から全体最適型に変革し、さらにアプリケーションとインフラを分離することにより、信頼性および迅速性の確保、変化への柔軟な対応が可能となり、業務変革および競争力向上を図る方針だ。

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