- 2011/11/04 掲載
CTC、スマートコミュニティを支援するクラウドサービス「E-PLSM」を発表
東京大学大学院 工学系研究科 システム創成学専攻 宮田秀明教授の提唱する「Computational Social System Dynamics」の環境未来都市のコンセプトに基づき、風力・太陽光発電の予測技術や最適化シミュレーション技術などを活用したという。
スマートコミュニティの計画段階では、地域における風力・太陽光発電の設置、蓄電池の併設に関し、エネルギー最適化のシミュレーションや経済性評価などを行うことができ、運用段階では、各設備のリアルタイムなモニタリングや電力の売買による経済性評価などが行える。
センサーネットワークを利用すれば、実際の電力利用量や発電量、蓄電量に加え、電気自動車の位置/速度/電費/バッテリー情報などもリアルタイムに表示できる。また、気象予測に基づく日々の発電量予測により、電力の需給均衡を目的とした蓄電池の充放電制御計画なども支援する。
同社は、スマートコミュニティの構築を検討している自治体やディベロッパーを中心に営業展開し、付随するコンサルティングやシステム構築を含めて、今後3年間で10億円の売り上げを目指す。
関連タグ
PR
PR
PR