NTTデータ ビズインテグラルは、企業グループの統合的な情報管理を実現するマスタ統合管理システム（MDM）「Biz∫MDM」の提供を開始した。

　「Biz∫MDM」は、企業グループ内に分散して存在する情報システムのマスタ管理に対する課題に対して、経営情報可視化に必要なマスタ統合を実現するマスタ統合管理システム。経営管理上、統合すべき主要マスタ（品目、取引先、価格、組織）のデータモデルと管理機能を標準装備している。また、コード変換マスタも標準装備しており、企業グループ内の各システムに分散した別体系のマスタコード値を変換することでコード統合を可能にする。グローバルマスタ統合に対応するため、今後、英語と中国語に対応する予定だ。

　同社の統合型フレームワーク「Biz∫intra-mart」のワークフローをベースとした複数部門間の申請・承認機能を実装することで、部門、業務、システムを跨るマスタ運用プロセスの連携強化と、運用プロセスの可視化・統制を実現した。また、先日付でのマスタ予約更新業務や、マスタコードの自動採番、一括登録・更新業務などマスタ運用に要求される業務機能群をパッケージングすることにより、マスタ運用業務の効率化を支援する。

　提供開始日は2011年11月から、価格は500万円から（詳細は問い合わせ）となっている。