日立ソリューションズは、さまざまなシステムを組み合わせて効率化を図ることで、企業の知的生産性の向上を支援する「オフィスワーク改革ソリューション」を発表した。まず、その第一弾として、インタラクティブホワイトボード「StarBoard」と文書管理システム「ラビニティOne」の連携で、会議資料の共有と管理を効率化するソリューションの提供を1月20日から開始する。

　今回、同社では、「オフィスワーク改革ソリューション」の第一弾として、インタラクティブホワイトボード「StarBoard」の企業向けソフトウェア「StarBoard Software for Business 1.0」に新たに追加された「ラビニティOne」連携プラグインを利用することで、「StarBoard」と文書管理システム「ラビニティOne」をシームレスに連携するソリューションを提供する。「StarBoard」の画面上から「ラビニティOne」の文書管理サーバに一元管理された会議資料を参照することや、「StarBoard」の画面上での書き込みを「ラビニティOne」の文書管理サーバに保存することができる。これにより、会議前の資料準備や会議後の議事録展開の手間を省くことで効率化を図るほか、会議資料に対する書き込みをリアルタイムに共有することで会議中の誤認識を防ぎ、会議資料の配布が不要になる。

　たとえば、製造業の企業において、図面レビューを行う際に、テーブル型のインタラクティブホワイトボード「StarBoard Link DR」を用いて、「ラビニティOne」の文書管理サーバ内にある図面などのデータを共有し、レビュー結果をその図面上に手書きすることができる。書き込まれた図面などのデータは直接文書管理サーバに保存可能。また、製造現場の作業員が持つタブレット端末からも書き込まれた図面データを参照できる。