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- 2012/06/15 掲載
3分で分かる、Windows Azure新機能まとめ
ITジャーナリスト/Publickeyブロガー。大学でUNIXを学び、株式会社アスキーに入社。データベースのテクニカルサポート、月刊アスキーNT編集部 副編集長などを経て1998年退社、フリーランスライターに。2000年、株式会社アットマーク・アイティ設立に参画、オンラインメディア部門の役員として2007年にIPOを実現、2008年に退社。再びフリーランスとして独立し、2009年にブログメディアPublickeyを開始。現在に至る。
今回のWindows Azureの進化は、「マイクロソフトがこれまでのWindows Azureをかなぐり捨てて、Amazonクラウドへ食らいつくために大変身を遂げた」と表現したいくらいのものです。そのクラウド市場への影響分析はここでは置いておくとして、あらためてWindows Azureがどう変わったのか、同社が記者向けの説明会で用いた資料から、ハイライトを紹介します。
Windows Azureで2016年までにトップシェアをとる!
今回のリリースは「Windows Azure Spring Release」という呼称になります。バージョン番号や年号などは特に付きません。強化点は以下のようにありますが、主な強化点は4つ。「仮想マシン」「Webサイト」「仮想ネットワーク」「SDK」です。仮想マシンは、Amazonクラウドのように、あらかじめクラウド上に用意されたイメージからOSを選択することができます。OSはWindows Serverだけでなく、Linuxもあり、LAMPスタックがWindows Azure上に構築可能。
ちなみに基盤となる仮想化ハイパーバイザはWindows Server 2012のHyper-Vをベースとしたものであり、Windows Server 2012がリリースされると、仮想化のレイヤでクラウドとオンプレミスが緊密に連携するようになるはずです。
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