CTCのプライベートクラウドサービスや仮想デスクトップ（VDI）ソリューションなどのサービスやソリューションと組み合わせ、モバイル通信網によるネットワーク接続までを含めた幅広い企業ニーズに対応する。5年間で10万回線以上の販売を目指すという。


　今回、CTCが提供する企業向けモバイルデータ通信サービス「CTCビジネスモバイル」は、キャリアモバイル通信網、CTCデータセンター、顧客のネットワークを接続し、セキュアで高速なモバイル回線（通信方式：LTE）を企業向けに提供するサービスとなる。

　回線再販型のMVNOとは異なり、通信事業者のネットワークを、一旦CTCのサービス設備に引き込んで通信を制御し、セキュアなデータ通信サービスを提供する。通信設備の運営にあたっては、インターネットイニシアティブと協業するという。

　提供される接続プランは大きく3つ。

　まず、インターネット接続プランでは、CTCビジネスモバイルのサービス設備を経由したインターネット接続を提供する。インターネットの接続先をあらかじめ制限する「接続先限定オプション」も提供できる。

　次に、プライベート接続ハウジングプランでは、CTCビジネスモバイルのサービス設備と、CTCデータセンターの顧客システムをダイレクトにネットワーク接続する。CTCデータセンターへのセキュアなモバイル閉域接続が低価格で実現できるという。

　最後のプライベート接続VPNプランでは、CTCビジネスモバイルのサービス設備と、顧客の社内ネットワークをインターネットVPNでトンネル化することで、セキュアなモバイル接続環境を提供できるという。

　価格は以下の通り。