Facebook Homeとは、Androidスマートフォンのホーム画面を提供する、言わばランチャーアプリ。スマートフォンを立ち上げた時点で、友人の最新の写真やメッセージが待ち受け画面に表示される。
専用ページは日本語にも対応しており、同サイトによれば、12日より無料でダウンロード提供されるという。
通話や予定などは、常にホーム画面に表示され、要不要に応じて、表示非表示を設定できる。また、ショートメールやチャット機能などのコミュニケーションを統合できるほか、特にチャット機能は他のアプリを利用中であっても継続できる機能などを備えているという。こうした機能はLINEなどと競合する機能になる。
なお、機能の一部は、HTC Firstでのみ利用できる。今後フェイスブックでは毎月、同アプリのアップデートを実施していくという。
HTC Firstは、Facebook Homeに特化して設計されたスマートフォン。4.3インチ、クアルコム社製1.4GHzデュアルコアプロセッサ搭載、16GBの内蔵メモリ、1GBのRAMを備えている。そのほか5メガピクセルカメラ搭載、LTE対応、米国ではAT&Tがプロバイダとなる。
フェイスブックのモバイル比率は、2012年第4四半期には64.39%にまで到達。マーク・ザッカーハーグCEOは「Facebook is a mobile company.」と宣言するなど、モバイル分野への注力姿勢を明らかにしていた。