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Tableau Japanは28日、米Tableau Software社の主力BIツール、Tableau 8.0を日本市場に向けて本格展開することを発表した。タブローは新規株式公開を去る5月17日に果たし、ニューヨーク証券取引所に上場、日本での事業展開を加速する。
Tableau Japan(以下、タブロー ジャパン)は、本日、米Tableau Software社(以下、タブロー)の主力BIツールの最新版、Tableau 8.0を日本市場に向けて本格展開することを発表した。
Tableau 8.0は、近年のビッグデータを初めとする急速なICTの進展を見据え、日本でも広く利用されているGoogle Analytics やSalesforce.com などのデータソースとの連携、Webおよびモバイル・オーサリングの簡素化、機能強化など、90以上の新機能と機能向上を搭載し、4,000以上のベータ版参加顧客からのフィードバックを経て完成された最新版。
膨大なクラウド上のデータを含む組織内外の各種データを、IT部門の支援を仰ぐことなく、組織のいたるところで個々のブラウザやタブレット上での簡単なドラッグ・アンド・ドロップにより、安全でスピーディかつ直観的に統合、操作、分析できることで、データの意味する複雑な疑問に応え、対応できるよう設計されている。またこれまで非常に評価の高かった処理スピードにも、一層の高速化が図られている。
タブローのアジア太平洋地域営業担当副社長 J・Y・Pook氏は、同製品で本格参入を果たす日本市場について言及し、「日本市場はアジア・パシフィックで最大のBI市場。最近は日本政府がビッグデータの活用をIT戦略に盛り込むなど盛り上がりをみせている。その一環で、日本にも現場レベルでセルフサービス的なBIのニーズが発生しているのではないか。そのような狙いで日本市場に参入する」と語った。
またタブロー ジャパン社長の浜田 俊 氏は、企業のデータ活用の課題について「データは活用され情報にならないと価値はない。なぜ活用されないのか? その要因は操作が複雑、導入までに時間がかかる、処理が重たい、高コストだからだ」と指摘し、「これらをすべて解決するのがTableauだ」と自信をのぞかせた。
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