リップルは、ビットコインの欠点を補った暗号仮想通貨で、暗号通貨を使った新しい取引プロトコル。ビットコインが「BTC」という単なる暗号通貨であるのに対して、リップルは「XRP」という暗号通貨を用いた相互間送金サービスの要素を持つ。また、リップルを開発・運営するRipple Labs社には、Google VenturesやAndreessen Horowitzといった著名なベンチャーキャピタルが出資している。
リップルを利用するには、「ウォレット」を作成し、「ゲートウェイ」を通じて取引を行う。これまでも日本から海外のゲートウェイを通じ、取引することはできていたが、日本円を扱えるゲートウェイは限られており、国際送金の問題などもあった。
また、個人間取引も少なからず存在し、そこでは適正価格ではない取引が行われることもあり、このままではリップルそのものへの信頼性を大きく棄損してしまう状況といえ、日本においても信頼のできる、公正なゲートウェイの存在は必要不可欠だったという。
リップルマーケットジャパンは、公認会計士と顧問弁護士による監査を徹底。安心して取引を行えるように、資産分別、手数料収益の定期開示等を行い、リップルを不正なく管理することで、信頼できる取引所を提供していくという。