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  • 2019/07/19

CockroachDBも「大手クラウドに反発」して“3年間だけ制限”するライセンスへ変更

大手クラウドベンダがオープンソースのソフトウェアを利用して自社のクラウドサービスを充実させていることにRedisやMongoDBなどいくつかのオープンソースベンダが反発し、ライセンスを変更してクラウドによる商用サービスを制限する方向へ向かっていることは、以前に紹介しました。

新野淳一(本記事は「Publickey」より転載)

新野淳一(本記事は「Publickey」より転載)

ITジャーナリスト/Publickeyブロガー。大学でUNIXを学び、株式会社アスキーに入社。データベースのテクニカルサポート、月刊アスキーNT編集部 副編集長などを経て1998年退社、フリーランスライターに。2000年、株式会社アットマーク・アイティ設立に参画、オンラインメディア部門の役員として2007年にIPOを実現、2008年に退社。再びフリーランスとして独立し、2009年にブログメディアPublickeyを開始。現在に至る。

参考記事

 そして、これに同調するオープンソースソフトウェアがまた1つ増えました。CockroachDBを開発しているCockroach Labsです。

画像

 同社が開発するCockroachDBは、GoogleのSpannerに触発されて開発が始まったオープンソースソフトウェアで、広域に分散したノードによって構成される分散データベースを実現するというもの。

 どこか一部に障害が発生しても継続して稼働し、しかもスケーラブルな性能を実現できて、強い一貫性を実現するトランザクション処理とSQLをサポートするなどの特徴を備えています。

 広域に分散したノードで構成されることにより非常に強い耐障害性を備えていることが、その名前の由来にも鳴っているわけです。

クラウドベンダによるサービス化という現実に対応

 その開発元であるCockroach Labsは、CockroachDBのライセンスを変更し、商用サービスとして提供することを制限することを同社のブログにポストした記事「Why We’re Relicensing CockroachDB」で明らかにしました。

 その理由はほかのオープンソースベンダと同様に、クラウドベンダがオープンソースを用いて都合よく儲けている現実に対応するためとしています。下記は前述のブログからの引用です。

We’re witnessing the rise of highly-integrated providers take advantage of their unique position to offer “as-a-service” versions of OSS products, and offer a superior user experience as a consequence of their integrations.

私たちはまさに、高度に統合されたプロバイダがその独自の立場を活かしてOSS製品のサービス版を提供し、その統合の結果として優れたユーザー体験を提供する、ということが台頭するのをまさに目にしているところなのです。

3年の期限付きで商用サービスでの利用を制限

 その対策としてCockroach Labsが採用したライセンスが、MariaDBで使われている「Business Source License 1.1」です。

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