- 2022/11/28 掲載
株式のベアマーケットラリー、来年初めも継続へ=ドイツ銀
S&P総合500種指数は来年上半期に4500まで上昇し、その後反落する見通しという。
先週末終値は約4026。10月の安値から約15%上昇している。
同行によると、景気後退は来年半ばから定着する可能性が高い。影響はクレジット市場でも感じられ、米ハイイールド債スプレッドは来年末までに860ベーシスポイント(bp)まで拡大する見通し。ユーロ建てハイイールド債のスプレッドは930bpに達するという。
米国の引き締め局面終了と景気後退は米国債の支援材料になる見通し。10年債利回りは現在の3.65%前後で来年を終える見通しという。
ドイツ連邦債はアンダーパフォームし、10年債利回りは現在の1.96%から2.60%に上昇する見通し。
為替市場ではドル高が反転し、ユーロ/ドルが1ユーロ=1.10ドル超の水準に大きく値を戻し、来年終盤までに1.15ドルに達する可能性が高いという。
北海ブレント原油先物は、供給混乱で来年第1・四半期に一時的に1バレル=100ドルに上昇し、来年末までに80ドルに下落する可能性があるという。
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