- 2022/12/09 掲載
戦闘機共同開発を歓迎=人材育成に期待―三菱重工
三菱重工業は9日、日本、英国、イタリアによる航空自衛隊の次期戦闘機の共同開発について「科学技術分野での人材育成など、産業界の革新を促すことが期待される」と歓迎するコメントを発表した。「3カ国が保有する最先端技術や知見を結集できるよう、各国政府や企業と緊密に連携する」と開発に意欲を示している。
三菱重工は、2000年から11年にかけて現行のF2戦闘機を計94機納入したが、既に生産は終了。現在はメンテナンスを手掛けている。
次期戦闘機のエンジン開発に参画するIHIは「協業の中で主導的な役割を果たす」と表明。「(戦闘機用エンジンの)生産・技術基盤は、他産業への大きな波及効果も期待できる」と強調した。
レーダーや通信装置などを担当する三菱電機は「これまでに培った革新的な技術を駆使し、わが国の安全保障や防衛産業基盤の強化に貢献する」としている。
【時事通信社】
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