• 2022/12/13 掲載

NY外為市場=ドル上昇、米CPIとFOMCに注目

ロイター

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[ニューヨーク 12日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では不安定な取引の中、ドルが主要通貨に対して上昇した。市場では13日の米消費者物価指数(CPI)のほか、14日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表が注目されている。

終盤の取引でドルは対円で0.8%高の137.71円。ドルは対スイスフランで0.2%、対豪ドルで0.7%、対ニュージーランドドルで0.5%、それぞれ上昇した。

ユーロは対ドルで横ばいの1.0535ドル。欧州中央銀行(ECB)が積極的な利上げを継続するとの見方から、ユーロは第4・四半期に入ってから約8%上昇している。

主要6通貨に対するドル指数は横ばいの105.1。ドル指数は9月下旬にピークを付けてから8%以上下落している。

クラリティFX(サンフランシスコ)のエグゼクティブディレクター、アモ・サホタ氏は「ドルはピークに達したと感じていた」としながらも、「ドルがここから直接下がるという意味ではない。これまでの高値ほどではないが、高止まりする可能性もある」と述べた。

13日発表の11月のCPI統計は、エネルギーと食品を除くコア指数が前年比6.1%上昇と、前月の6.3%上昇から鈍化すると予想されている。

フォレックス・ドットコムとシティ・インデックスのシニアマーケットアナリスト、ジョー・ペリー氏は「ドルが軟調になっているのは、市場でインフレ率の低下が予想されていることを示しているほか、米連邦準備理事会(FRB)は利上げペースを減速させるとのパウエル議長のメッセージが市場で織り込まれていることを示している」としている。

オフショア人民元は0.3%安の1ドル=6.996元。厳格な新型コロナウイルス抑制策の緩和で感染者数が急増する恐れがあるとの懸念が重しになった。

ドル/円 NY終値 137.66/137.70

始値 136.80

高値 137.84

安値 136.79

ユーロ/ドル NY終値 1.0535/1.0538

始値 1.0564

高値 1.0579

安値 1.0512

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