- 2022/12/13 掲載
独ZEW景気期待指数、12月は-23.3 改善続く
[ベルリン 13日 ロイター] - 独欧州経済センター(ZEW)が13日発表した12月の独景気期待指数はマイナス23.3で、前月のマイナス36.7から上昇した。
金融市場の専門家の間ではインフレ率が今後数カ月で鈍化するとの見方が多く、投資家心理は改善基調にある。
ロイターがまとめた市場予想はマイナス26.4だった。
ZEWのワムバッハ所長は「金融市場の専門家の大多数はインフレ率が今後数カ月で低下すると予想している」とし「エネルギー市場の一時的な安定もあり、これが経済見通しの大幅な改善につながっている」と述べた。
見通しが改善した背景には、第3・四半期の経済成長率が予想外のプラスとなったことや、2桁のインフレがピークに近づいているとの期待、ガス貯蔵施設が満タンに近いことがある。
ただ、気温が氷点下になり、ガスの供給に対する懸念は再びやや強まっている。
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