- 2022/12/28 掲載
米サウスウエスト航空、27・28日も約2500便欠航 記録的寒波の影響続く
サウスウエストの欠航便数は他の米航空会社と比べ傑出して多く、米運輸省は26日、「容認できない」として調査を実施すると表明。27日午前の取引でサウスウエスト航空の株価は約5%下落している。
サウスウエストの27日の欠航便数は格安航空会社(LCC)スピリット航空の30倍。28日もフロンティア航空の7便、デルタ航空の5便に比べて大幅に多い。
米国はクリスマス前後に猛吹雪など記録的寒波に見舞われ、先週23日以来のサウスウエストの欠航便数は1万2000便を超えた。サウスウエストは他の大手航空会社のように大規模なハブ空港から運航するのではなく、地点ごとの運航に重点を置いているため、運航計画が乱れると機材や乗員のやり繰りに苦慮する公算が大きい。
コーウェンのアナリスト、ヘラネ・ベッカー氏は「サウスウエストは今回の記録的寒波で他の航空会社よりも大きな影響を受けた。『通常の悪天候』と比べ収益は大きな痛手を受ける」との見方を示した。
最新ニュースのおすすめコンテンツ
PR
PR
PR