- 2022/12/30 掲載
午前のドルは下落し132円半ば、持ち高調整の売りで
ドル売り/円買いが優勢となった海外市場の流れを引き継ぎ、朝方からじり安で推移。仲値にかけては実需のドル売りフローも出たとみられ、一段と軟化した。また、中国の経済再開に対する楽観的な見方が後退し、豪ドルなどクロス円を中心に下落したことも、ドル/円の下押し要因となった。
市場関係者によると「ドル/円はレンジを抜ける事ができなかったことから、いったん持ち高を調整する動きが出ている」(国内証券)という。
足元のドルは132円半ばと、今年の高値と安値の半値戻しの132.70円付近での推移となっており、「ドル/円にとって居心地の良い水準。新規材料に乏しい中、当面は130―135円のレンジ内での推移が続きそうだ」(外銀)との声が聞かれた。
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